2002/11/10 トークショー&サイン会(後編)
今回は後編として会場のファンからの質問に両選手が答える部分をレポートします。
池田 僕の方からはこれくらいにして、お客さんの方からご質問があれば受けたいと思います。何かありますでしょうか?
岩本 手上げてくださいよ。これね、不思議なんですよ、北海道の人って。大阪だったら全員手上げるんですよ、当てるの困るくらい。ほら、少年、あるやろ。聞きたいことあるやろ。
少年 来年は何勝したいですか?
岩本 おれの背番号何番か知ってるやろ?何番?
少年 知りません。
岩本 (苦笑)今日、お前何しにきたんや?日本ハムの奈良原と岩本の顔ちょっと見ようかなってきたんやろ?で、そこに今選手名鑑あるよな。背番号くらい覚えとけよ。(胸の背番号を少年に見せる)
少女 好きな食べ物は何ですか?
奈良原 ししゃもです(笑)
岩本 僕は色白の女性です(笑)それは冗談です。何でも食べますよ。
少女 色白の女性はおいしいですか?
岩本 これ答えてええんかな?(小声で)おいしいです!いやいや、何でも食べるよ。でもやっぱ、新鮮な海の幸っていうのは大好き。
少女 ありがとうございました。
もも 北海道に来てから、行ってみたい所とかありますか?
奈良原 僕は富良野です。富良野の電気がない環境を経験したいです。暗くなると怖いんで、昼間に(笑)
岩本 僕はいちばん北に行って見たいです、稚内ですか。桃太郎電鉄でしか行ったことないんで、ちょっと興味あります。南は沖縄には行ったことありますけど。名所巡りはしたいですけどね。逆に、ここ行けば?っていうのがあったら教えてください。
もも オススメは小樽です(笑)
岩本 今来てるよ。
もも 端の方まで行ってみてください。
少年 今一番したいことは何ですか?
岩本 君は極楽とんぼの山本くんかな?あ、違いますね。今一番したいことね。やっぱり札幌ドームでね、満員のお客さんの中で投げたいね。何回か試合してるけど、まだ満員にはなってないんで。
奈良原 北海道は温泉がすごくいいらしいって聞いてるんで、どこにあるかはわからないんですが、有名な温泉に入りたいなあと思ってます。
男性 野球を始めたきっかけと、いままで野球をやっててこんないいことがあったというのがあったら教えてください。
奈良原 初めて野球をやるきっかけになったのは、やはり父親とキャッチボールをしてて、ホントかウソか、親父がおまえうまいよと言うんで、あ、オレってうまいんじゃない?って思っちゃって。一番うれしかったのは、高校3年生のときに初めて甲子園に出たときに、その場に立ったっていうことがすごくうれしくて感動が強かったです。
岩本 僕が野球に出会ったのは、5歳のときに、僕、弟がいるんですけど、母親にグラブ買ってもらったんですよ。何がほしい?って聞かれて、赤いグローブがほしいって。それが出会いですね。で、弟とキャッチボールするようになって、小学校2年生のときにリトルリーグに入って、今に至るんですけど、まだ一度もやめたいと思ったことはないですね、そのときから。サボろうと思ったことはあるけど、野球を自分の生活の中からなくして、やめようと思ったことは一度もないです。考えられないし。で、野球を続けてきてホントに自分自身感動したことっていうのは、僕、6年目で初勝利したんですよ。5年間ずっと2軍で。で6年目の7月に初勝利して、東京ドームだったんで両親呼んでなかったんですよ。そのあと登板のときに、半月くらいたってから、神戸のグリーンスタジアムで登板があって、完投して勝ったんですよ、プロ2勝目ですね。そのときに一応ヒーローインタビューがあって、普通に話してて、パッと上見たら、両親が来てたんですよ。で、あとで家帰るからって言ったときに、あの親父と母親が涙流してるその姿を見たときに、親にこういう気持ちになってもらえたっていうのは今でも忘れないですね。
男性 今ここで約束してほしいことがあるんですが、札幌ドームで活躍してヒーローインタビューを受けることがあると思うんですが、何か「小樽のみなさん元気ですか」とか、一言約束してほしいんですが、いかがですか?
岩本 テレビ局の方じゃないですよね?よくテレビ局の方が公約をほしがるんですよね。まあ、北海道の方みんなにね、小樽のっていうよりも、全員に向かってあいさつしたいという気持ちがいっぱいあります。必ず頭の中では覚えてますんで、小樽という言葉も出てくると思いますし、長万部っていう言葉も出てくるかもしれませんし、そのへんはぜひ期待してもらってもいいと思います。
男性 ありがとうございます。
しょうへい 10年以上前からファイターズファンなんですが、今まで一度も胴上げを見たことがないんで、ぜひ札幌ドームで胴上げを見せてほしいんですけども、そのために今のファイターズに足りないものは何だと思いますか?
岩本 (マイクを奈良原へ)
会場 (笑)
奈良原 やっぱり、みんな勝つために全力でプレーしてるんですが、優勝できないのは何か足りないものがあるとは思います。でも、わかってれば優勝してると思うんですが・・・ただ選手個人個人が、オレはこれが足りないって自分でやらないと強化できないと思う。強いチームというのは、ひとりひとりが自分に何が足りないかっていう自覚がすごく強い人間の集まりだと思うんですよ。ですんで、自覚をより強くそれぞれが持つことによって、いいチームができるのではないかと思います。それを早急に見つけ出せるように、もっと自分も含めてチームが強くなるように鍛えていきたいなというふうに思います。ちなみにどこが足りないですか?
しょうへい 足の速い選手がけっこういると思うんですが、あまり盗塁してるイメージがないんで、もうちょっと走ってるところを見たいなあと思います。
奈良原 ヒルマン監督みたいですね。ヒルマン監督は来年かなり走塁に力を入れてるんで、そういうスリリングな、かつ積極的な野球をお見せできるように、下半身強化していきます。
岩本 たとえば同じ力を持ってるチームが2チームある。同じ力ですよ。でも、閑古鳥のお客さんのチームと、満員に入るチームだったら、満員の方が強い。なぜなら、お客さんの力ってすごいんですよ。後ろから応援があるとすごいパワーになるんで、僕らも一生懸命練習します。あと、ファンの方々も力を貸してほしい、そう思うんですよ。それを考えても、北海道のみなさんにはすごい期待してます。僕が期待してるのは、ファンの方々のプラスアルファの力ですね。
しょうへい ありがとうございました。
少年 ナイターとデーゲームはどっちがやりやすいですか?
奈良原 基本的にはナイターの方が体が楽です。デーゲームだとすごく早起きをしないといけないんで、ナイターの方が体は楽です。体が楽なんで、ナイターが好きです。
岩本 今、屋根つき球場がたくさんあるでしょ。札幌ドームも屋根ついてるよね。昼間も夜も景色はいっしょなんですよ。デーゲームで投げててもナイターやったかなと、ときどき錯覚するくらい。だから昼と夜でやりにくいやりやすいというのはあんまりないです。野手の人は多分あると思うんですよね。ボクは夜と昼どっちが好きなの?
少年 見に行くのは昼の方がいい。
岩本 昼の方がいいか。
少年 ありがとうございました。
池田 最後に、来期への抱負をお願いします。
奈良原 先ほども言ったんですが、ファンの方が球場に足を運んでもらって、見に来てよかったなと思っていただけるようなプレーができるようにがんばりたいと思います。また、そういうプレーができるようにこれからも練習をがんばりたいと思いますんで、ぜひ応援していただきたいと思います。よろしくお願いします。
岩本 さっき、しばらく優勝してないと、ファンになって一度も見てないと言ってましたが、再来年北海道に来るときにはディフェンディングチャンピオンで来ますから。意味わかりますか?来年勝つということです。期待しててください。
最後のディフェンディングチャンピオンとして移転してくるというガンちゃんの言葉がとても頼もしく、来年は期待できるなと感じました。また、ファイターズの選手はファンをとても大事に思ってくれているんだなぁということが伝わってきて、できるだけ応援に行って選手たちをサポートしようと思いました。